2023年10月31日

硫黄島ボランティア記①

 ちょうど来月に硫黄島ボランティアについて短い講演を行うことになったので、まとめ代わりにブログに書いておきます。

 硫黄島ボランティアに応募したきっかけは、過去のブログにも書きましたが、沖縄で戦死した祖父の存在です。祖父は沖縄県へ出征していましたが、アメリカ軍の戦車の下敷きになったときいております。そのあたりは激戦地だったようで民間人も命を落とし、祖父の骨は多くの民間人の骨と一緒になって土にかえっております。
 そのため家の仏壇や墓に祖父の骨はありません。沖縄の石があるだけです。

 本土へ帰りたくても帰れないご遺骨のために遺骨収集できないかと遺族会に聞いたところ、沖縄ではやっていないとのことで、事業をやっているところは硫黄島、ロシアや東南アジアなど海外でした。
 
 硫黄島といえばあの「硫黄島からの手紙」「父親たちの星条旗」で知られていますが私はその映画を見たことがありません。
 
https://eiga.com/movie/33345/

https://www.ogasawara-channel.com/iwojima/movie.htm

 硫黄島(いおうじま)ではなく、正しくは硫黄島(いおうとう)です。,旧島民の方やご遺族はこの呼び名に誇りをもってらっしゃいます。いおうとう、という呼び名が昔からの呼び名です。


 激戦地だった硫黄島はジャングルのいたるところに壕があり、上陸したアメリカ軍は日本軍を掃討するために壕に向けてガソリンをまき火を放ったときいております。考えるだけでむごいやりかたです。

 日本軍としてここにいたのは日本人のほかに某半島の方もいました。当時の動画(記録映画)を見る限り、この半島の方々は率先して投降し、日本兵の所在などを教えていました。(彼らは彼らなりの心情があったと思いますが……。笑顔で投降しているのを見るといい気持ちはしません)
 
 他ひも日本兵の世話などで島民が加わり、命を落とされてます。

 まだまだ土の中に眠る多くのご遺骨をなんとしても本土へ帰らせてあげたい。それは当たり前のように平和を享受する私たちの務めだと思っています。(あくまでも自論です。)

 

 現在硫黄島へ行くには海上自衛隊の輸送機に乗るしかありません。民間人が立ち入ることを許可されていないからです。遺骨収集ボランティアとして推薦され、加わるしかありません。

 埼玉県の入間基地から輸送機に乗り、荷物と同じ大きなスペースにある、電車のような椅子に座って人間も運ばれます。普通の飛行機でないので騒音も大きく、窓は小さくて少ないのであまり外は見えません。それは仕方がないことです。

 入間基地から無事に硫黄島の基地へ到着すると、自衛隊の「エイサー同好会」?が出迎えてくれました。エイサーは沖縄の民俗芸能ですね。
 この出迎えが正直ほっとしました。

 遺骨収集ボランティアはいくつかのボランティア団体で結成されています。遺族会でない方はいくつかあるボランティア団体に聞いて見られたら良いと思います。

 大学生ボランティア団体や自衛隊OBなども協力しておられます。

 次回は硫黄島の植生について書きたいと思います。

IMG_4617.JPEG

 硫黄島には多くの野良猫がいます。誰かが持ち込んだと思いますが、彼らに餌をやることは禁止されていました。とてもやせていてジャングルへ餌を求めてさまよう姿がありました。


 ただ、硫黄島は活火山島なので危険が多すぎます。

 
posted by おはなはん at 07:29| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする

2023年10月30日

海賊のお話 無事に完結いたしました

ときどきこのブログで紹介しておりました海賊の小説『マリサ・時代遅れの海賊やってます~アーティガル号編~海賊共和国の興亡』が完結しました。よろしければご一読ください。



https://ncode.syosetu.com/n5557ht/

「小説家になろう」のサイトです。他にもステキブンゲイ、Nolaノベルにも投稿しております。

本編の続編として始めたのが一年半前。予定の文字数を50%も超えてしまいました。実在した海賊たちと歴史を織り交ぜていたせいか物語がどんどん膨らみ、時間ばかりかかりました。登場人物が多いと設定も大変ですね。

小説の書き手さんの中には早いペースで投稿される方がいますが、私はゆっくりなので一年半もかかりました。

このように小説のほうに時間をかけていたのでブログ更新がほとんどできない状態でした。すみません。



次回のブログは硫黄島ボランティア記として投稿したいと思います。

今年3週間ほど硫黄島へ滞在し、遺骨収集ボランティアをさせていただきました。

本土にかえることなく土に埋もれたままのご遺骨を何とかしたいという思いがついにかなえられたのです。

ゆっくり投稿ですが、よろしくお願いします。
下は宿舎から撮影した硫黄島の海岸です。

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posted by おはなはん at 07:07| Comment(0) | 日記 | 更新情報をチェックする